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OKAWA THE FUTURE FURNITURE 2017 レポート



10月4日5日に開催された「OKAWA THE FUTURE FURNITURE 2017」

昨秋は台風の影響で来場者数が減少したが、今年は例年通りに賑わった

2017年10月4日(水)5日(木)の2日間、福岡県大川市にて秋の大川展示会「OKAWA THE FUTURE FURNITURE 2017」が開催された。2日間の第一会場への来場者数は1,558人(前年比111.2%)、951社(同109.4%)であった。昨年秋は台風の影響で入場者数が大幅に減少したが、今年は例年並みの来場者数に落ち着いた。

第一会場、第二会場、第三会場を合わせた出展者数は179社であった。回を重ねるごとに産地大川以外の地域からの出展者が増えており、産地展の枠を超えて全国的な展示会へと発展しつつある。

そうした傾向の影響もあり、来場者内訳では通販・インターネットショップが92社174名、建設会社・設計事務所・工務店・施工業・ハウジング・デベロッパー・コントラクトが38社66名、デザイン事務所・インテリアコーディネーターが48社66名と既存の家具店ルート以外の多様な業種が集まっている。

第一会場では「第27回新作デザインコンペ」の結果が発表されており、産地大川での新作の競演も見ものであった。

次回は年4回でもっとも来場者が多い新春展が大川で開催される。節目となる第50回の新春展で大川産業会館の増床や企画展が計画されているという。「第50回大川新春展」は2018年1月10日(水)・翌11日(木)に大川産業会館ほかで開催される。

デザインコンペで内閣総理大臣賞を受賞した丸庄の「MORTEX & CRYSTAL RESIN」。デザインコンクリートとエポキシ樹脂を組み合わせた異素材ミックスが斬新。

林野庁長官賞のレグナテックの「Ariake」は日本文化をリスペクトする海外デザイナーが集まり、新たに生まれた新ブランド。
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