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スリープセレクトがシーリーブランドの販売事業を譲受


 テンピュールおよびシーリーブランドの取り扱う㈱スリープセレクト(本社:東京都港区、社長:西村秀之氏)は、シーリー製品の販売事業をテンピュール・シーリー・ジャパン㈲(本社:兵庫県神戸市中央区、社長:キム・モーテンセン氏)から、3月31日付で譲受すると発表した。

 テンピュールとシーリーの両ブランドを取り扱うアメリカのTempur-Sealy International Inc.の使命は、世界中のテンピュール及びシーリーブランドの商品の魅力を最大限に高めて、地域ごとの市場のニーズと成長機会を考慮して、その目標を達成するために常にグローバル戦略を見直すことにある。

 この度、Tempur-Sealy International Inc.は、慎重に検討を重ねた結果、日本においてはテンピュールとシーリーブランドを分離して、別々の事業体が運営することによって、市場の成長と顧客満足度という企業目標を達成することが可能になるとの判断に至った。
 同取引後、シーリーブランドは、シーリー商品の市場プレゼンス強化においてこれまで強力な能力を発揮してきた㈱スリープセレクトに委ねられ、日本におけるシーリー商品の販売促進に注力し、国内におけるシーリー製品の製造から販売までを一貫して行う事で、シーリーブランドのベッド・マットレスおよび寝装品の販売力・提案力の強化及びサービスの向上に努める。

 Tempur-Sealy International Inc.による今回の新戦略は、日本の顧客・消費者に利益をもたらし、日本市場のダイナミズムや消費者の期待の高まりを踏まえ、シーリーとテンピュールの両ブランドに高い成長性をもたらすものと考えている。
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