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大塚家具とハイラインズが業務・資本提携を発表


 ㈱大塚家具(本社:東京都江東区、社長:大塚久美子氏)は、 2018年12月21日に公表したEasyhomeとの業務提携の目的の一つである、越境ECを含めた中国市場への参入を進めるため、㈱ハイラインズ(本社:東京都渋谷区、社長:陳海波氏)と業務・資本提携を行うと発表。加えて、これらを背景に同社の業容及び売上の拡大、業績改善を期待する投資家に対して、第三者割当による新株式の発行による約38億円の資本増強を行うことも発表した。
 ハイラインズは、日本企業の商品を主に中国本土で販売する際のサポート業務(越境ECマーケティング)を手掛けている。具体的には5つの事業の柱として、①中国のオンラインショッピングサイトである天猫国際への旗艦店出店、②プラットフォーム「J-mall」運営、③FNC(Family Network for China)会員サービス、④出店した顧客の商品宣伝等を行うストリーミング放送、⑤海外マーケティング支援を行っている。
 また、ハイラインズは、Easyhomeや阿里巴巴集団をはじめ、多くの中国大手企業と取引があり、また、同社の有する越境ECマーケティングのノウハウやネットワークに基づいて多くの日本企業が中国本土にてネット経由で販売を行っている。大塚家具としては、ハイラインズはEasyhomeとの業務提携を通じた同社の商品を中国本土で拡販するためには欠かせないと判断。また、ハイラインズは大塚家具との提携により越境ECの新たな商流確保が期待できると考え、昨年9月頃から協議を重ね、この度の業務提携に至った。この業務・資本提携および資本増強により大塚家具は、Easyhomeとの業務提携とあわせ、越境ECを含めた中国市場への参入を進めていく。
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