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Sealy New Collection 2023 WINTER 開催



シーリーベッド東京ショールームで開催された模様

マットレスブランドSealyを展開する(株)スリープセレクト(本社:東京都港区、代表:西村秀之氏)は、Sealyの新作発表会"Sealy New Collection 2023 WINTER"を開催。東京ではシーリー東京ショールームを会場に12月6日(水)7日(木)、大阪ではシーリー大阪ショールームを会場に12月13日(水)14日(木)に新作を披露した。

今回は、電動ベッドのラインナップの拡充と環境配慮型商材が発表内容の中心であった。その背景には、日本の若者の間で電動ベッドの人気と環境問題への関心が高まりつつあることが要因として挙げられる。

電動ベッドに関しては、リクライニング対応のマットレスの新作を4種発表。併せて、既存マットレス6種をリクライニング対応にリニューアルした。電動ベッドの心臓部とも言えるアジャスタブルベースは、スライドしながら厚手のマットレスに対応した「AJB-SL01」と30cm以下のマットレスにお勧めの「AJB-03」の2種類。3種の寝姿勢に対応し、脚の高さを4段階から選べる。オプションで音声認識付き機能を追加できる。電動ベッドのラインナップが拡充されたことで、マットレス12種類とベッドフレーム12種類を組み合わせたシーリーアジャスタブルベッド厳選特別セット価格を提案する。

環境配慮に関しては、パナソニックハウジングソリューションズ(株)(本社:大阪府門真市、代表:山田昌司氏)が開発したアブラヤシの廃材を活用した木質ボード「PALM LOOP®ボード」を採用したベッドフレームを6種類まとめて提案した。ヘッドボードの内部構造材に「PALM LOOPⓇボード」を用いて、使用したボード枚数に応じてCO2削減量を見える化して提示する。寝装品には、サステナブルポリエステルニット「RENU(レニュー)」を採用した枕「ルクシーピロー」を参考出品した。「RENU」は伊藤忠商事がサーキュラーエコノミーの実現に向けて推進するプロジェクトを指す。このピローには、不要な衣料品や生産時の端材などを特殊な加工で生み出された「RENU」の再生ポリエステルを側生地に使用し、そのほかにも再生プラスチック中綿や再生ポリエステルメッシュ、再生ポリエステルパイピングテープを使用する。

電動リクライニングベッドの新たな市場拡大と環境への配慮を企業として打ち出した今回の新作は、2023年12月から翌2024年4月にかけて順次市場に投入される。


一気にラインナップを拡充したシーリーアジャスタブルベッド

PALM LOOPボードを採用したフレーム「マリウス ブラック」に
マットレス「マスターピースET」を合わせてホテルライクに

RENU再生ポリエステルニットなどの再生素材を使用した
参考出品の「ルクシ―ピロー」
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