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飛騨産業㈱の板屋敏夫氏が「現代の名工」に







卓越した技能を持ち、産業の発展に寄与した人へ送られる「現代の名工」に、飛騨産業㈱の板屋敏夫氏が選ばれた。板屋氏は飛騨産業で試作を行う技術部門一筋に勤め、同社を代表する「穂高」などの試作も手掛けてきた。

板屋氏は昭和24年生まれ。中学校を卒業後、職業訓練校で1年間木工を勉強した後、昭和40年に飛騨産業㈱に入社。1990年より岐阜県の技能検定試験検定員を務め、現在は主席技能検定員を担う。2010年からは県立木工芸術スクール講師。2013年に「ものづくりマイスター」にも認定されている。社内では技術指導を行う最高の「匠」とされる。

受賞にあたって、板屋氏は「企業の社員には縁のないものだと思っていたので驚きました」としながらも、「現代の名工の責任を果たせるよう、若手の指導・育成にさらに力を入れていきたい」と意気込みを語った。



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