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今週の『ルームファニシング』茶の間談義




今年の漢字で一年を振り返る

 毎年12月になると「新語・流行語大賞」と並んで話題になるのが、今年の漢字。1995年から毎年12月12日(いい字一字)の漢字の日に京都・清水寺で発表される。
 2014年の今年の漢字が「税」に決まったのは皆様もご存じの通り。この今年の漢字、(公財)日本漢字能力検定協会が毎年全国公募で決定するのだが、集計結果を見ると世間が今年一年をどのように見ていたのかよく分かる。1位はもちろん「税」で2位以下は「熱」「嘘」「災」「雪」「泣」「噴」「増」「偽」「妖」。それぞれの漢字を眺めているとなるほどと思うことも多いが、トップ10のほとんどがマイナスの意味合いを含んだ漢字になっている点に注目したい。やはり多くの人が今年一年を厳しい一年だったとみているということか。

 過去の今年の漢字を見ると、どちらかというと暗いイメージの漢字が上位を占めたのは2007年(一位「偽」)と2008年(一位「変」)。2007年は食の偽造問題が頻発し、2008年はリーマンショックのあった年。2015年は明るいイメージの漢字が上位を占める一年であって欲しいが、さてどうなるだろうか。





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