家具・インテリア情報 新年のご挨拶

編集長就任のご挨拶







 2015年という新たな年を迎えるとともに、『ルームファニシング』編集長の大役をおおせつかることになりました。この場をお借りして、会員各社のみなさまにご挨拶させていただきます。

 木工情報『ルームファニシング』は2015年で創刊46年を数える家具・インテリア業界誌として多くの方々にご愛読いただいております。半世紀近く週刊誌として発行を続けてこられたのは、みなさまの厚いご支持によるものと感謝申し上げるとともに、その編集を司るという責任の重さに震える思いでもあります。

 毎週新鮮な旬の情報をみなさまの手元にお届けすることが最大の使命であると考え、今後も誌面内容の充実に最大限の努力を払っていく所存です。これまで長く出版社に勤務しておりましたが、その経験を誌面に活かして「最近、ルームファニシングが面白くなった」「早く次の号が読みたい」と思っていただけるような雑誌になれば幸いです。

 この場で会員各社のみなさまといくつかのお約束をしておきたいと思います。これまで企業や商品、イベント、店舗、信用情報、データ分析など多彩なコンテンツを誌面に盛り込んでお届けしていますが、私どもがもっとも重視しているのは人物です。話題の商品を生み出すのも、企業や業界を変革していくのも人であり、業界内で働く方々の思いをより多く誌面で紹介していきます。すでに昨年、製造に携わる職人の方々を取り上げる「匠の哲学」シリーズを復活させました。今後も魅力的な「人」を中心とした誌面作りをお約束します。また、雑誌という媒体に相応しく写真や画像をふんだんに使用した誌面作りに取り組みます。時として100行の文章よりも1枚の写真がすべてを物語ることがあるように、より理解しやすい誌面、見やすい誌面としていきます。そして、新たな企画記事も増やしていく所存です。すでに「変える」シリーズとして、企業や産地を変えていく人や技術を紹介する企画を連載していますが、ほかにも始動予定の企画をいくつか準備しております。新たな企画記事の充実でより多角的な視点で業界内のニュースを取り上げていきます。

 近年、情報産業の形態は大きな変化を遂げています。この変化にあわせて、弊社でもインターネットメディアでの情報発信力の強化を図って参りました。昨年11月にリニューアルした弊社HPでは、家具・インテリア業界の情報を分かりやすく日々更新し、より多くの方々に業界内のニュースを知っていただきたいと考えております。また本年からは、新たにメールマガジンも創刊し、より多彩な情報発信を行って参ります。

 まだまだ斯業界の末席に加えていただいたばかりで、未熟な点も多々ございますが、少しでも多くの良質な情報をいち早くみなさまにお届けできるように邁進していく所存です。ホームページ上で恐縮ですが、編集長就任の挨拶とさせていただきます。今後ともご支援、ご鞭撻のほどなにとぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社 東洋ファニチャーリサーチ
「ルームファニシング」編集長 喜多村 圭




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