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今週の『ルームファニシング』茶の間談義




近未来が現実に

 新年を迎えて早々の頃はいつも西暦や年号を書くときに少し戸惑ってしまいがち。「2014年」や「平成26年」と書きそうになって慌てた経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。

 2015年というと、先日ある映画を見ていて驚いた。1989年に公開されたアメリカ映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』である。未来にタイムトラベルして騒動を巻き起こすSF映画で当時大人気だったから、記憶に残っている方も多いのではないだろうか。

 この映画でタイムトラベルした近未来が2015年という設定なのだ。映画のなかの2015年では、空中に浮かぶスケートボードや自動で靴ひもが締まるスニーカーなどが登場する。映画内の夢の2015年がどの程度実現されているかを見てみると面白い。羨ましかった大画面超薄型テレビやテレビ電話はもはや当たり前の時代。宙に浮くスケートボードは「ホバーボード」という名前で2015年内の日本発売が決まり、空中に映し出された立体映像は「ホログラフィックディスプレイ」として実用化が進みつつある。さすがにタイムトラベルが出来る「デロリアン」は実現されていないが、現在と比較して映画を見てみると案外実現されている技術が多いことに驚く。SF映画の近未来というと遠い未来の話のように思えるが、意外に未来は近いものなのかもしれない。



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