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イケア・ジャパン 年間売上高771億円に

イケア・ジャパン㈱（本社：千葉県船橋市、社長：ピーター・リスト氏）は平成26年8月31日期決算の日本における年間売上高が771億円（対前年度比5.9％増）となったことを発表した。

イケア・ジャパン㈱では平成26年4月にオープンしたIKEA立川店、同7月のIKEA仙台の2店舗が好調な売上を記録。

　ピーター・リスト氏は今後の展望について以下のように語った。「日本の経済情勢はまだまだ厳しい状況が続くのではと感じています。消費税増税後、人々の購買意欲は消極的な傾向にあり、為替の不安定な動きや資源の高騰に多くの小売業者が影響を受けています。この状況においては、イケア・ジャパンも例外ではありません。昨年の同時期に比べ、消費者の購買行動には陰りが見られます。お客さまはますます商品の価値を考慮することになりました。しかしこれは、優れたデザインと機能性を兼ね備えた製品を手ごろな価格でより多くの方々に届けるべきだと信じるイケアにとっては、よい機会だと捉えています」

また年商と同時に、イケア・ジャパン㈱でのイケアストアへの来店者数が2,100万人を超え、自社ウェブサイトへの訪問者数が4,200万人となったことも発表された。