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ニッセンHD 決算発表で85億円の赤字




カタログ通販大手の株式会社ニッセンホールディングス(本社:京都府京都市、社長:市場信行氏)が、平成26年12月期の決算短信を発表した。

発表によると、同グループの平成25年12月21日~平成26年12月20日の連結決算は、売上高が2,083億円、営業利益-66億円、経常利益-77億円、当期純利益-85億円であった。前期純利益は-28億円で、赤字が大幅拡大する結果となった。

業績不振はインターネット通販の普及によるところが大きく、同社でもネットビジネスへの構造転換を進め、主力のカタログ通販事業においてもカタログの発行回数を増やすなどしたが、計画通りには売上高が伸びずコスト増によって赤字幅が拡大することになった。

今後は販売固定費の削減や不採算事業の整理を進める予定だが、平成27年12月期の見通しについても、54億円の赤字予想となっている。同社は平成26年1月29日付で株式会社セブン&アイ・ホールディングスの連結子会社となっており、今後は協業関係の強化に努めるという。

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