家具・インテリア情報　ルーファニ便り

今週の『ルームファニシング』茶の間談義



予想外の宣伝効果？

　昨年12月18日、韓国にIKEAの1号店となる光明店がオープンした。オープン前に「日本海」と表記された商品に対して「東海」と併記するようにと抗議の声が上がるなど不買運動も心配されたが、オープン日には開店前から長蛇の列ができた。

　順調な滑り出しを見せたIKEA韓国だが、好調な影でさらにひとつ問題が持ち上がった。店内で売場用の鉛筆が持ち去られるケースが続出したという。IKEA側では急遽鉛筆を追加発注し補充したが、オープンから2ヶ月余りで他国では2年分相当の鉛筆が必要となった。どうやら韓国では無料配布の商品を好んで持ち帰る傾向があるのが原因のようだ。

　IKEAから持ち帰られた鉛筆の行方だが、一部ではオークションサイトなどで売りに出されているという。IKEA韓国にとっては予想外の出費だ。ただ、そのニュースが全世界に発信されていることを考えると、その宣伝効果は計り知れない。



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