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今週の『ルームファニシング』茶の間談義





桜 600℃の法則?

 今年の桜は東京都心で3月25日に開花するようだ。そう言いながら、また開花予想が変わったりするんじゃないの?という声が聞こえてきそうだが、かなり確度の高い法則があるという。

 その法則とは「桜600℃の法則」。桜と600℃という高温がどうもピンとこないが、この600℃は積算温度を指すらしい。要は、2月1日から毎日の最高気温を足していき、合計が600℃を超えた日に開花するというもの。開花予想というと難しい計算式などあるのかと思いきや、実際にはかなり単純。

 ではどれぐらいこの法則が当たるかというと、過去3年、10都市(札幌・仙台・千代田区・新潟・名古屋・京都・大阪・広島・松山・福岡)の的中率を調べたデータがある。それによると、600℃の法則と開花日がぴったり一致したのは4回、1日ずれたのが7回、2日ずれが8回、3日ずれで4回あった。30回中の23回で法則日の前後3日以内に実際に開花したことになる。ただし、このデータで札幌では3年間で10日ずれ、6日ずれ、11日ずれと大外れしているので、北海道には当てはまらない法則のようだ。北海道を除けば27分の23の確率で前後3日以内に開花しているから、その的中率はかなりのもの。もし、桜の開花日が気になる、早く花見で酒が飲みたいという方は、自分の地域の過去天気を足し算して指折り数えて待つのもいいかもしれない。



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