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今週の『ルームファニシング』茶の間談義





野球がある日はノー残業デー

 いよいよプロ野球のペナントレースが開幕し、スポーツニュースが賑わいを見せ始めている。とくに注目が集まっているのが、メジャーリーグからの黒田投手の復帰や昨年のクライマックスシリーズ出場で優勝の期待も高まっている広島東洋カープだ。例年、地元の広島では開幕時期にカープの話題で盛り上がるのだが、今年はその期待感がいつもに増して異常なほど高いように思える。本拠地マツダスタジアムの土日祝日の主だったシートのチケットは発売後すぐに大半が売り切れてしまった。いつものように次の休みの日に野球観戦でも行こうかとふらっと立ち寄ることが今年は難しいかもしれない。

 カープ人気急上昇は思わぬところにまで波及している。先日、広島労働局の局長らが広島東洋カープのユニフォームを着用して記者会見に臨み、「カープの試合が地元である日はノー残業デーに」と地元企業などに呼びかけた。最近、政府や各都道府県の労働局は企業に働き方の見直しを呼びかけているが、今回もその一環として提案されたようだ。実際にほかの自治体の労働局でも、長時間労働の削減を促すための様々な施策が試されているのだが、地元のスポーツチームを引き合いにした提案は初めての試みで話題となった。ちなみに、労働局内でも率先してカープの試合の日にはノー残業を奨励するという。

 高まる期待と応援を背に、今年の広島東洋カープの活躍を期待したい。




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