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倒産情報 株式会社ファニテリア・マキ




棚物家具製造で知られる株式会社ファニテリア・マキ(本社:福岡県大川市、社長:青木英治氏)は3月27日までに事業を停止して行き詰まりを表面化。今後は任意整理をするものと見られている。

同社は昭和33年6月に創業し、昭和41年4月に法人改組。主にTVボードやサイドボード、コレクションボード、書棚などの棚物家具製造を手掛けていた。地元九州から中四国・関西・中京・関東などの家具小売店や量販店を得意先として販路を構築。平成13年8月期には年商11億7,000万円内外を計上していた。ところが、家具需要の急激な落ち込みと安価な海外製品の流入から近時は減収傾向を強いられ、同25年5月期の年商は4億4,000万円内外となっていた。

その後、業況回復を目指して事業継続したが、減収に加えて原材料費の高騰もあって5期連続して最終赤字を計上していた。建て直しを図るためリストラ策や低価格商品の充実などに努めたが、借入金負担も重く、資金繰りが逼迫していた。



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