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イトーキ タイで新合弁会社設立契約を締結

株式会社イトーキ（本社：大阪府大阪市、社長：平井嘉朗氏）はタイの大手家具メーカー「Modernform Group Public Company Limited（以下、モダンフォーム社）」と合弁会社の設立に関して合意した。

合弁会社は「ITOKI MODERNFORM Co.,LTD」の名称で4月16日に登記しており、7月1日よりタイの首都バンコクで営業を開始する予定。代表取締役社長には株式会社イトーキの小野寺重人氏が就任する。

これまでイトーキは2007年に設立した「ITOKI Co.,LTD」を通じて、タイ及び周辺国の日系企業向けビジネスを展開してきた。一方で2014年3月よりモダンフォーム社との業務提携によりタイ周辺国の地場市場の進出も図ってきた。今回の合弁会社の設立によって地場市場への進出をさらに加速化させる。「ITOKI Co.,LTD」は発展的に清算し、今後の日系ビジネスも合弁会社に一本化される。

タイやミャンマー、ベトナム周辺は2015年度末より発足するAEC（アセアン経済共同体）により、6億人規模のマーケット市場となる。イトーキでは初年度の売上目標を約4億円とし、2019年度の売上目標には約10億円を見込んでいる。

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