家具・インテリア情報 ルーファニ便り
今週の『ルームファニシング』茶の間談義
ホームデザイナー?
今年7月30日に発売された任天堂のゲームソフト「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」というソフトをご存知だろうか。このソフトは、登場するどうぶつたちの希望に沿って土地を選び、家具などを配置してインテリアまでトータルでコーディネートするというゲーム。もちろんゲームであるため、ゲーム内に登場する家具は現実離れしたものなどもあるが、その種類は膨大で、また自分で好きにデザインして新しい家具やインテリア雑貨を作ることもできる。
まさにゲーム内でインテリアコーディネーターになりきって(顧客はどうぶつたちだが…)、自由に家や部屋を形作ることができるという訳だ。このゲームソフトの販売本数を見てみると、発売から3週間で85万本ものソフトを売り上げ、早々に出荷本数100万本を突破している。この数字は、これだけの人数がインテリアコーディネートに興味を持っているというなによりの証と言える。ゲームソフト業界では中古品の販売なども活発なため、そのゲームをプレイした人数は販売本数の数倍にも及ぶだろう。こうしたゲームを楽しんだ中から将来インテリアデザイナーやコーディネーターを夢見る子どもたちが出てくることもそう遠い未来ではないかもしれない。