今年60周年を迎える広島県家具工業協同組合（所在地：広島県広島市中区、会長：山中武氏）が企画したショールーム巡回展には広島市内の有力メーカー4社が参加した。参加企業のうち、株式会社アンネルベッド（本社：広島県広島市南区、社長：石田朋宏氏）のショールームで発表された新商品の一部を紹介する。

同社では、今回これまで以上に多くの新商品を発表。これは、2017年の消費増税の動きを見越して早めに市場に新商品を投入しようという考えもあるようだ。国産品ながら手頃な価格のモデルも多く、売れ筋商品として期待も高い。また、熊本震災の復興支援特別企画として一部モデルを特別価格で提供。その売上の一部を日本赤十字社を通じて寄付するという。

「レジーア」シリーズのベッドフレームはカジュアルタイプでは少なかったフルオープンスライドレール引出し2杯付き。横板はタモ無垢。9月20日の発売を予定。

ベッドフレーム「シールド」シリーズは、LEDバーライトと一口スライドコンセントを装備。両側面に収納付き。サイズラインナップはS・SD・Dの3種類。こちらも9月20日に発売予定。

新カタログ商品の「凛」は2段階の高さ調整が可能なタタミベッド。床下のスペースは収納として使用できる。オプションで布団のズレ落ち防止や着座と起き上がりをサポートする専用のガードレールを付けることも可能だ。

介護関連向けの「Leiz-Care（レイズケア）」の電動ベッド「プレジール」は介護向けはもちろんリクライニングベッドやリラックスベッドとしても利用でき、新たなターゲット層の取り込みを狙う。モーターは1M、2M、1+1M、2+1Mの4種類。

また、プロトタイプとして、同社が得意とするピアノ線ポケットコイルマットレスの最上位モデルや新型ポケットコイルを採用したマットレスなども展示した。ほかに、45周年記念プレミアモデル「プログレ」は特典付きキャンペーンを実施中だ。