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静岡の大洋㈱が綿半グループ傘下へ


静岡県島田市に本社を置くKD家具メーカー大洋㈱(社長:大石賢氏)は、本日東証一部上場の綿半ホールディングス㈱(社長:野原勇氏)の子会社である綿半パートナーズ㈱と資本業務提携を行い、綿半グループ入りを発表した。
綿半パートナーズが大洋の全株式を取得し、大洋は同社の連結子会社となる。

大洋㈱は、1926年に製材業を目的として創業、1949年1月に大洋木箱㈱として法人改組すると共に、主業を各種木箱生産、組み立て家具の製造へと移行、一時は直営ショップの展開を行うなどした時期もあり、市場や消費者ニーズの変化に合わせて、様々な取り組みを行ってきた。
こうした中、大洋の経営陣は今後の企業運営を見据えたときに、大手企業のグループに参入することで、自社の得意とする分野をさらに成長させることができるのではないかという判断に至ったとされる。

1598年創業で400年以上続く綿半グループは各種小売、建設、貿易業務などを行って年商1,200億円以上を計上、グループ会社の1社である綿半パートナーズは、グループ内で家具・インテリア関連の商材も取り扱い、プライベートブランドの商品開発にも取り組んでいる。

尚、綿半グループ傘下となる大洋は、大石現社長が引き続き代表を務め、当面の体制に大きな変化はないとされる中、今後は順調な拡大を見せているネットを含めた通販などの無店舗販売部門や、大洋が得意としている1cm単位からオーダーできるオフィス収納や店舗什器等の分野をさらに拡充していきたいとしている。
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