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3年ぶりにマレーシア国際家具見本市(MIFF2022)が開催




2022年7月6日、東南アジア最大の国際家具見本市であるMIFF2022が、2019年3月より3年ぶりに盛大に開催された。コロナ禍により何度も中止延期が続いてきたが、ようやくの開催を待ち望んでいた声も多く、イタリアやインド、ベトナム、シンガポールなど国際色豊かなバイヤーが会場を訪れた。日本からも大手家具専門店やインターネット販売会社などが新商品の見定めに会場を訪れた。

MIFFといえば、ホスピタリティ溢れるバイヤーへのおもてなしと細やかな心配りがよく知られるが、その精神は3年ぶりの開催でも健在だった。例年好評のバイヤーズナイトは3年ぶりの再会を祝してリユニオン・パーティーとして開催され、多くのバイヤーの心を打った。

会場内ではパナソニックのアブラヤシ廃材を活用した再生ボード化技術「PALM LOOP」に関する講演も開催された。マレーシア原産のアブラヤシを利用した取り組みだけに、現地のメーカーやメディアの関心も高く、何度も質疑応答が繰り返される場面もあった。マレーシアでもサスティナブルの意識の高まりを感じさせるものであった。

次回のMIFF2023は、2023年3月1日から4日にかけて開催される予定だ。3年振りの開催でも東南アジア最大の国際家具見本市としての存在感を十分に発揮したMIFFが、来年にはさらにどのような姿を見せてくれるのか。楽しみに待ちたい。


3年振りの開催の幕開けとなったオープニングセレモニー

例年好評のバイヤーズナイトは3年ぶりに再会を祝して
リユニオン・パーティーとして開催された

パナソニックの再生ボード化技術「PALM LOOP」は
現地メディアにも大きく取り上げられた
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