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㈱エアールームテクノロジーズ 事業停止


家具・家電品レンタルのサブスクリプションサービス「airRoom」を展開・運営していた㈱エアールームテクノロジーズ(本社:東京都港区、社長:大薮雅徳氏)は、7月17日に東京地裁より破産手続き開始の決定を受けたことが判明した。

当社は平成30年5月に設立された後発企業で、進学や就職などに伴う個人の引っ越しや模様替えなどに対応する、家具やカーテンなどのインテリアおよび家電製品レンタルのサブスクリプションサービスを展開。また、予算に応じた家具レイアウトのイメージパースを提供するサービスも展開していた。

ビジネスモデルの将来性に対して一定の評価があった一方で、家賃や倉庫、商品仕入れの先行投資に資金が必要となり、厳しい繰り回しを余儀なくされていた。
近時は小口顧客の資金回収が進まないなどの問題も発生、2023年3月期には年収入高が約7,100万円に対して、経常損失が約1億200万円になるなど、資金繰りの悪化に歯止めがかからず、今年4月頃からは事実上事業を停止していた。

破産管財人は好川久治弁護士(東京都港区西新橋1-12-8、℡03-3501-8822)で、負債総額は9,600万円内外と推定される。
 
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