2017年6月13日（火）14日（水）の２日間、大阪にて主要学習デスクメーカーの新作発表が開催された。

コイズミファニテック株式会社（本社：大阪市西区、社長：川上隆司氏）は５月下旬に東京にて学習デスク並びにシニア向け家具、住宅家具、施設家具の新作発表を行った。それに加えて、今回学習デスク各社の新作発表に合わせて大阪で西日本商談会を開催。東京の発表会に参加できなかった取引先なども多く訪れた。従来の同社のカタログタイトルは「Kid's fan」だったが、今回から「and desk」に変更されている。

学習デスクの新シリーズ「Rutra（ルトラ）」は、天板に傷のつきにくい高圧メラニンを使用し、木目柄のツートンカラーでレトロな雰囲気を演出する。脚部は主流だったスクエア構造ではなく、すっきりした４本脚を採用してダイニングとの親和性を高めている。

同じく新シリーズ「West Coast」は今流行りのカリフォルニアテイストを取り入れ、学習デスクとしては異彩を放つ。西海岸風の空間デザインなどを手掛けてきたカリフォルニア工務店とのコラボシリーズとなる。白を基調とした塗装は手作業によるもので、古材感のある仕上がりで細部までこだわりが見られる。

またチェアの買い替え需要に応えるために、回転チェア「Cadet（カデット）」と「Lycee（リセ）」を新たに発表した。「Cadet」は小学校中学年から高校生向けのチェア。大きめの背もたれと座面を採用し、座面を前後スライド式としてフィット感を高めている。「Lycee」は高校生から大学生向けの回転チェア。「Cadet」同様に座面を前後スライド式としているが、「Cadet」よりもより大きな背もたれで、リクライニング機能も付いている。

ラック類では「S RACK」の後継シリーズ「S RACK Ⅱ」が新作となる。カタログ通販のFELISSIMO（フェリシモ）とのコラボ製品で、働くママの意見が多く取り入れられたモデルとなっている。ランドセルや教科書を入れやすくする斜め棚は使い勝手がよいと好評だ。